2009年11月 2日 (月)

ミナミホイール

 大阪の秋の祭典、ミナミホイールが終わった。

 思うところ、聴いた音楽、感じたこと、いろいろありますが・・・・ともかく自分的ベスト3アクト。

ザ・ビートモーターズ→http://www.thebeatmotors.com/

HaKU→ http://www.haku-music.com/

EG→http://www.parco-play.com/eg/

 HaKU(ハク)は大阪の4人組ダンスロックバンド、デジタルじゃなくてアナログ(生)でやってるのがミソ。カッコエーです。めちゃくちゃ気持ちエーです。演奏がハマると気持ちイ過ぎて「もぉ、どうにでもして~」の境地。

 EG君はエレキ弾き語り。超絶に歌がウマイです。曲がPOPなようで複雑、難解ながらとてもPOPなのがミソ。バンドでやって欲しいです。ちょっと小ぎれいになってましたが、分類すると汚いです。ミナホで生まれてはじめて手拍子貰えて「感無量」だったみたい。

 そして、そんなEG君も絶賛のビートモーターズ。最近、思うのが僕らレベルが「まぁ良かったですね」「ちょっといーライブだったなぁ」という感じだと、お金払うお客さんはとーっても厳しいのでチケットは売れないのダ。僕らレベル(エラソじゃなく低層ですよ)が「なんじゃこりゃー!!!」っていうくらいのライブじゃないとお客さんは動かないのだと。そんな意味で、今回のザ・ビートモーターズは「なんじゃこりゃ!!!」でした。演奏が、ウンマイ、ヘタなんかもはやどぉでもいい、「伝わる」か「伝わんない」かで言うと圧倒に何かが「伝わり」ます。そしてボーカル秋葉君の狂気&抱腹パフォーマンスは僕の「ドツボ」、これは見ないと分かんないかなぁ・・・狂ってるんだけどカワイーの。まだまだライブ見たくて久々にアンコールの手拍子マジでしてしまいました。

 3組ともジャンルバラバラですが、、、それぞれにヒカルものあります。

 

 以下、バンド以外のミナホ発見。

 アメ村の洋食「ニューライト」はラーメンを付けないセットが丁度良い。

 三角公園前のアイスドッグは\300で小さいが、も少しミナミに行くと\400でアイス揚げパン(?)があってそっちは「もう食えません」ってくらいおっきい。

 ニューライト→揚げパンアイスは40歳には胸ヤケ必至である。

 小川亭のマスターが鰻谷でBarを開いていた。

 やはりオールナイトは人がおかしくなる時間帯にかかると盛り上がる。

 うろうろしてると、1日に4回も5回もchaqq(バンドね)に会った。

 すれ違う、関係者の人と会釈はするものの名前覚えてる率50%だったように思う。

 大阪にはやはりラーメン文化は無い。

 まだ見ぬ強豪「神聖こまっちゃん」は見たら好きになりそうで見なかった。

 自分達が「関係者」なのにいつもオトダマで「関係者受付」をしてくれる、スペシャのT田ちゃんと、FライングPストマンPレスのI藤ちゃんに「このブログでアタシ達を載せろ!」と脅迫される。

 ミナホ発起人、802のKOGAさんを一度も見なかった。

 以上です、

来年はもっとちゃんとレポート出来ますように(祈・詫)

 

 

 

 

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2009年9月25日 (金)

夏の回想~山中湖編~

 夏場、OTODAMAブログに必死だったので、こっちで書きたかったことを書いてみるの巻。

■FISHMANS+UA

 SWEET LOVE SHOWER/山中湖まで、ほぼ"一点買い"で見に行く。次いつ見れるか分かりませんからね。山中湖は、てっきり新幹線で静岡からチョイチョイで着くかと思ったら、全く遠いことに気付いて東京に前ノリ。朝7時に渋谷を出て電車を乗り継ぎ、現地に着いたのがそれでも11時!う~ん、結構遠いっす。1番目のフラカンにギリ間に合う。ちょっとアウェイ感のあるところで見るフラカンは久々ながらも、全く不安のないライブに安心。関西だと、いつも「ホーム」な感じがするので、このシチュエーションで見れて良かった。往路最後でバスを回避、大人の裏技「タクシー」乗った甲斐がありました。

 しかし山中湖は気持ちイイ!ステージのバックに富士山がモロに見えて、都内よりも2~3度気温も低いような。何より空気がカラッとしてる。全国でも屈指のシチュエーションではないかと思い、会う人会う人に「いや~、最高の場所ですね!」って言いまくってたら、どうも反応が良くない。おかしいなぁと思って親しいスペシャの人に聞くと、こんなに晴れたのはじめてに近いとのこと。今まで富士山もほぼ見えない、そして山沿いなので雨にたたられてたそうで・・・。すません、ちょっとはしゃぎ過ぎました。誰かがステージで「これがホントのフジロックだぁ」と言ってましたがアル意味納得。いや、でも、ホント気持ち良かったのと湖畔のゆるさが抜群でした。東京から4時間かけて来た甲斐がありました。このシチュエーションなら関西からも行く価値アリだと大いに思います。そして、ココでやろうと決断したスペシャの人は尊敬に値しますです。この立地だと、まず僕らの感覚でいくとリスクが先に頭をよぎってヒヨります。そこを現地の快適さと、内容でカバーしてるのが素晴らしいと思います。まわりにホテルが幾つもあるのに地元の理解があって音量規制も無いんですって。OTODAMAこんなとこで出来たら最高なのにぃ。

 その後はユニコーン見て(この日は短くて時間的にちょっとモノ足りなかった)、オトダマの打合せしたり、場内散策したり、湖畔で昼寝したり、タバコのサンプル何回も貰いに行ったり、充実した時間を過ごしまして、とうとうイベントも最後にさしせまるとこでFISHMANS+UA。

 サウンドチェックの時点で、キンちゃんユズル君ZAKさんの「ドラム、ベース、PA」3点が既にヤバい。チェックで死ぬほど気持ちいいバンドなんて他でまず無いと思います。演奏始まったら気持ちよくて果ててしまうかも。バンドはギター小暮さん、KEYがナント初代メンバーハカセのシンプルな編成。これがまた良かった。ハカセの鍵盤がまたフィッシュマンズで聴けるとは・・・20代の青春蘇りーの。今回は、その名の通りFISHMANSとUAちゃんが、フラットな関係でUAちゃんの曲もやって、またまたそれがとても良かった。小暮さんのロックなギターで歌うUAちゃんも新鮮に聴こえたりして。詳しいレポートはオフィシャルからコチラ→http://www.sweetloveshower.com/report2009/2009/08/fishmansua.html

 気持ち良すぎて、体が全部持っていかれる感覚はやっぱフィッシュマンズをおいて他に無いです。また大阪でも出来る日を夢見て。

 丁度僕の前で初老のご夫婦がご覧になられていて、多分佐藤君のご両親かと思い。埋め尽くされた客席と演奏が終わっても鳴り止まない拍手とアンコールを目の当たりにされて、内心お察しする(せんでもええんですが)とこっちが泣けてきました。もうすぐ10年にもなるのに残したモノが大きいのは当たり前でも、かつ益々大きくなってきてるのが日本の音楽シーンでは非常に稀だと思います。もっと大きくなりますように、その為にキンちゃんとユズル君とハカセは、またステージで再会して欲しいと願ってやみませぬ。

 帰りはズウズウしくもFISHMANS号に便乗させて貰って東京まで。むむ、2時間で着いた。なんや~、行きの苦労は。レンタカーでも借りるのが賢かったのですね。自分にもう少し興味持つようにします。

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2009年9月23日 (水)

スパルタローカルズ

 スパルタローカルズ、ラストライブ、渋谷AX。

 ライブで聴きたい曲はおおよそ全部披露してくれた、3時間を越える演奏はとても丁寧に且つ時に狂った、彼ららしいライブだった。そしてそんな相反することを、実にカラッと精神的にもやりのけたライブだったと思います。見てる僕も、その気になれば過去関西での色んなライブ、イベントを回想してせつなくもなれるものの、当の本人達がととてもサバサバしてた(ように見える)ので、そんな気にもならず。これが最後であることを感じさせない、次新たなアプローチで第二期に入るようなバンドの節目のライブのようで、それがまたスパルタらしくて良かった。「覚悟」や「納得」、「潔さ」といった形容しか出来ない、男の中の男気溢れるライブ。何もマチガッテ無かったです。

 こんな時、唯二つ思うことがある。ひとつは自分的に「力に慣れなくて申し訳ない」という気持ち。解散する理由はバンドごとに当然違うのだけど、何割かはセールス的要因も必ずあると思う。数字の部分で成功を収めたバンドが解散するなら「あぁそうですか、人間いろいろありますよねぇ、バンドは続くほうが稀ですからねぇ」と、こっちも比較的ドライに納得するものの、そうでないバンドの場合は自分にも幾ばくかの責任を感じるのです。あの時「こうやっておけば」とか「こんなイベント組めていれば」とか、思い出すとキリがない。

 もうひとつは願望で「解散しても音楽をやっていて欲しい」ということ。そうすればまた会えるし、「終わりは始まり」何も悲しいことは無い。打上げも(1件目は)カラッっとしていたので、あまりそんな辛気臭い話しには全くならなかったけれど、最後にギターの伊東君はまたバンドやるゲなことを言っていて、とても嬉しかった。4人とも、他では聴けない演奏がマチガイなく出来るので、個々にやっていって欲しい切に願います。

 バックホーン、フジファブリック、アナログフィッシュ、detroit7、サンボマスター・・・ほぼ同期のバンドもみんな頑張ってる。違う形で、4人にまたステージで会えますよう。10年弱、楽しい時間を過ごさせて貰えました、ありがとう、スパルタローカルズ。

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2009年9月22日 (火)

京都音博

 京都音博に行く。一言で言うと「素晴らしかった」につきる1日でした。

 出演者をくるりの二人が例年通り丁寧に紹介する進行はいつも通り、イベント全体を通して何かとシンプルでとても分かり易い。

 ふりがみとふなとさんや、BO GUMBO3など今年も「京都」への拘りが見えて、バックに京都タワーが見える梅小路公園という京都駅から徒歩で行けるシチュエーションもならではで、2年前も思ったけれど「くるり」にしかあり得ないイベントに既に意味があると思います。

 BO GUMBO3&ラキタ君(どんとさんの息子さん)は、ちょっとジーンときた。お父さんのギター(イイ音するのですよ、これが)を抱えて出てきたラキタ君、若干緊張気味。血は争えない部分は既に大いに感じますが、「夢の中」は上手いとかを通り越して伝わってくる演奏でした。LIVEは伝わるか、伝わらないかが全てだとすれば、期待通りそして期待以上。アコースティックだったけどBO GUMBO3の皆さんの演奏も、こないだのOTODAMAとまた違った感慨がありました。やっぱり京都でラキタ君と一緒というのは、これ以上はちょっと考えられないステージ。京都のお客さんの「ナイスキャッチ(B&Vo永井さんのキャッチーな口癖)」具合も心温まる・・・いいお客さんです。BO GUMBOSが、どんとさんが確かに受け継がれていくのを肌で感じました。どんとさんの追悼ライブで清志朗さんが歌った曲がメニューに入っていたのも、直に聴いた人間としては何とも言えない気分になって。なんかもう、個人的にはたまらないものを見てしまった感じ。でも実際ライブは、終始明るく繰り広げられて、どんとイズムというか、BO GUMBOSのまんまだったんですけどね。これからも絶やしてはいけない音楽、バンドのひとつであることを再確認させて貰えました。

 民生さんの弾き語りもこのイベントでずっと見てみたいと思って、楽しみにしてました。矢野さんの名曲「ラーメン食べたい」や、これも個人的には特別な組合わせとしてずっと見たかった岸田君とのジョイントも実現して、いや何とも豪華な、ここでしか見れない聴けないモノがあって・・・音博最高。ラスト、久々に聴けた「CUSTOM」は京都の空に異例の迫力とともに吸い込まれました。

 圧巻は、この日異例のキャスティング、石川さゆりさん!まず当たり前ですが、歌が超絶に上手い!喜怒哀楽の表情がグッとくる。歌詞に感情がこもって、歌い上げた後の笑顔が最高にステキ。ビジョンはこの為に入れるのですね、とても勉強になりました。MCも、終わった曲への余韻から次の曲へのいざない方がもうパーフェクト。そもそもMCする理由としては、①演奏する側のインターバル(チューニング、水飲みなど)②お客さんへのインターバル、リラックス(良い空気作り)③次の曲へ聞く側を「前のめり」にさせる為の煽り(サンボマスターなどが良き例)、などなどが完璧にクリアされてるのです。これは、演歌もロックもPOPSも関係なく、ステージに上がる人全てにあてはまります。含め、エンターテイメントとしては完璧!40分(くらいだったような)、初見でもほぼ全ての人が引き込まれるステージング。いや~、これはヤられました。「可愛さ」と「美しさ」が同居してるとーーーってもステキな女性でした。今日から僕も「サユリスト」です。これ、見た人全て共感して頂けると思います。

 しかし、何よりスゴイのはこんなイベント、キャスティングをやってしまう、くるりのお二人かと。国籍も地域もジャンルも超越しながら、京都でやる意義を生み出している。人ん家のイベント見て、ここまで感動することってそうそう無いのですが、とても共感出来る楽しい1日でした。関西人として、ずっと続くといいなぁと思います。

 しかし、うちの男湯はくるりのお二人と大学の同級生なのに、なんでこうも差が出てしまったのだろ・・・ちなみに新日本プロレスのエース棚橋選手も同級、レイザーラモンさんはプロレス同好会(大学は同志社?)で一緒、、、ホント立命館ってオモロイ学校やと思いますし、京都って関西の中でもオモシロい風土がありますね、独特ですね。

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2009年9月14日 (月)

愚痴ってイイですか

 状況説明します。

 今、9月14日AM5:00。

AM1:00に打上げから帰宅

忙しくて書ききれてないOTODAMAブログの最終を、いい加減書き始める

AM4:45 約3時間かけて完成!

アップしようとクリ~ック

ランケーブルのポッチが無くなっていて接続箇所がアマアマ

アップ画面が「インターネットにつながってません画面」に変わる

慌ててつなぎ直すも保存されてない超大(惰)作が消える。。。。

頭の奥で「プチッ」っと音が聞こえる

今から再度書くか・・・寝るか・・・、

夏のイベントなんて辞めときゃ良かった・・・と信じられないことを思う

RGの「君は1000%」が聞こえてくる

寝ます

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2009年8月17日 (月)

こっこさんの台所

  週末土曜、CoccoちゃんのLIVEを見る。場所は渋谷タワレコード地下イベントスペース。「こっこさんの台所」という料理本(?)の出版記念、あ~んど4曲入り同タイトルのCDが来月発売、先行配信はもう始まってる模様。くわしくはコチラ→http://www.cocco.co.jp/contents/index.html

 などなどを記念して1年半ぶりにライブがあったので、自称ファンクラブ関西支部の僕と802のKOGAさんと連れ立って(呼ばれてないのに)見に行く。元こっこちゃんの番組ディレクターだったボンボンは不参加。

 たっしんさんと長田さんがアコギ、鍵盤は堀江君の4人編成、アコースティックVer。「今日は特別な日なので・・・」というMCから「Heaven's hell」という過去の曲からはじまる。今日8月15日は沖縄の人にとって、日本人にとって特別な日。その特別な日には、ここ何年かこの曲を毎年聴いてます。

 その後は、新曲4曲を順番に独特の爆笑トークを交えながら披露してくれました。やっぱり単純に声だけでスゴイです・・・、圧巻、圧倒、開いた口が塞がらなくなるとはこのこと。新曲4曲ともステキなんですが、関西でのツアー中に出来た「バイバイパンプキンパイ」という曲はこっちも想い入れがありーのでヒトシオ。5曲終わったところで、新曲のアタマにやった「絹ずれ」という曲を沖縄の言葉でもう一度・・・いや、これが、また、失禁モノで良かったです。この人はやっぱり、別モノと、言いますか、私の不自由な日本語ではやはりレポート不能で恐縮です。

 早くライブで関西にも来て欲しいと思います。

 今日お盆あけに会社に出たら、そんなこっこさんのオフィスから移転のお知らせハガキが届いてました(引越し祝いの催促付き)。こないだヨドバシカメラのポイント全部使ったのにぃ~。買いますよ、買えばええんでしょー。移転のお知らせに引越し祝いをせがむ、なんてずうすうしいことってあんま無いと思いますが・・・、ちょっと嬉しいのはやはり僕がドMだからでしょうかね。

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2009年8月 1日 (土)

これが最後と思い込む話し

  年間何本ライブ見るだろう?数えたことないけど、2~3日に一回はライブがある。イベントで一度に何バンドも見ることも多々あるので、それも各々1本と数えると、300本くらいは見てる気がします。20年くらいやってるので仕事はじめて6000本?多いのか少ないのかよくわかんないですが、ライブを見るのは楽しいので(今更言うまでもない)苦にはなってないっす。

 しかし人間なんでたまには「体調」や「睡眠不足」や諸般の個人的事情で「今日はライブ見るの辛いなぁ・・・」って時もあるものですが、そんな時いつも自分に言い聞かせることがあります。それは「これがこのバンドの最後のライブになる(かもしれない)」と思うこと。捕らえ方によっては縁起でもないのですが。まぁ、そお思うと集中力も変わるし、多少の個人的理由など覆すことができるって訳で、実際「これが最後だ!」と思って日々死ぬ気でやってるバンドにも申し訳が立つってことにもなります。非常にモチベーション維持には役立ちます。これ、他の仕事や場面にもあてはまりませんかね?たまの休みの日に「お父ちゃんどっか連れてってよぉ~」と言われながら寝たフリしてるパパさんとか、彼氏彼女家族しかり。仕事先の付き合いしかり。見たい映画、本、スポーツ観戦etc・・・。見れるうちに見といた方がいいモノ、会っておいた方がいい人、ライブに限らず日々いろいろあると思います。 

  こんなこと思い始めたのは、そんな縁起でもないことが実際起こることもあるわけで。外人アーティストだと「最後の来日」なんてことも往々にしてあります。「バンドは解散するもの」なので邦楽しかり。はたまた書くのもはばかれることが実際起きたりするのも生き物だからなくはない。

 解散ライブと銘打つものも何度か遭遇しましたが、たいがいは解散発表前よりもチケット売れますし、実際売り切れます。「このお客さんが解散発表前から集まっていれば、解散しなくても済んだかもしれないなぁ」なんて、そんなことはこっち側の勝手で、集客出来なかったこっちが悪いんですけれど。

 なんにせよ「一期一会」とは良く言った言葉だなぁ、と思って最近心の中でつぶやきながらライブに携わってます。

 そんな中、知り合いのバンドの意味深なライブタイトルを見つけてしまいました。http://www.spartalocals.net/jp/live.html#top

 むむ・・・どーゆーことだぁ?とりあえず9月23日は空けておこう。

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2009年7月22日 (水)

WAO! なんと気が付けば1ヶ月半も放置。どしたら毎日書けるようになるんだろか?・・・わかった!

この仕事辞めれば書ける気がする。

 最近はそんなに忙しかったのか?かえりみる。う~ん、ほぼ休み無いけど、麻雀もしてるし、ゴルフもしちゃった。麻雀はフリーが調子良す。身内でやる時は負けてます。

 ゴルフは意外に楽しかった。クラブ持ってないので、レンタルしつつスコア111・・・これはちょっと才能あんじゃないのぉ?と勘違いしかけてますが、そんな世の中うまくいく訳もない。誘われたらまた行ってみよう。

 首の痛みが治らないので、整骨院にも通う。根が深いので急には治らないけど、行く都度に良くなってちょっとゴキゲンです。そして安いのもすてき。一回¥500くらいなんで、10分/\1000くらい払ってたマッサージ屋さんに消えたお金が悲しっす。

 という具合に見事オヤジ道まっしぐら。休みはないけどそんな忙しくなかったみたい。ということはブログ書くの忘れてただけね。理由が分かってすっきり。

 仕事的には、全体的にバンドのセールスが伸びないのが悩み。しかし、「不況でチケットが売れない」とか「ダウンロードでCDが売れない」とか、よく言われますが、「あんま関係ないんじゃないかなぁ」と主観ではおもてます。ネット社会の影響で、確かに「これくらいCD売れていればこれくらいライブも動員できる」という比例値的なものはどんどん狂ってきてるけど、「強烈なライブ」が出来ればチケットは動く。チケットが売れる売れないの観点だけで言うと、要は「まぁまぁ良いライブ」ではもとより、「かなり良いライブ」でもダメってことで、「なんだこりゃー!!!」という評価も出来ない、言葉になんないくらい「強烈なライブ」じゃないとダミなんだと思います。しかし、バブルも不況も、それは多分ずっと変わってない。

 この1月半にそんな「なんだこりゃー!○×▲★」級の若いバンドちゃんにも幾つかめぐり会えました。また、おいおい皆さんにイベント等で紹介していければと思います。この仕事してる喜びは、そんな「なんだこりゃ」にどれだけ巡り会えるかとも思います。自分の中では、最近の20代前半以下のバンドは「R&R回帰」的な人達と、偏見固定観念無しに自由度の高い「ニュータイプ」におっきく分けられると勝手におもてます。「R&R」バンドは単純に好きなのでもっと広って欲しいし、「ニュータイプ」ちゃんも見てて予想がつかないので間逆に面白かったり。更に面白いのはお客さんはそこにあまり分け隔てなく聴いてる気がする。僕ら「偏見の世代」にとっては実に素晴らしい、ニュートラルな感覚。いや、見習いたいです。

 

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2009年5月30日 (土)

毛皮のマリーズ

 毛皮のマリーズ、シャングリラワンマン。

 アタマから最後まで、ドキドキして、気持ち良くて、泣けて・・・とてもイイライブでした。ライブバンドに求めるものが全部あった。喜怒哀楽もいっぱい詰まったライブだった。正直イベントでは、今まで感じれなかったホントの姿が見れた。

 「演奏時間長くやればいいってもんじゃない、ホンマに凄い人は1曲で納得させれる」とは思いますが、しかし長い時間でバンド放ちたい言葉と音の全てを受けとれるのはやはりワンマンライブであるのも、今日久々に感じた。

 普段僕らは(バンドの皆さんも)イベントやる時に、その後のワンマンライブに足を運んで貰えることがなによりも嬉しいことです。これはどんな時もそうだし、どんなバンドもそう。

 マリーズを見てそれをやっぱり思った。演奏の長さが全てではないけれど、ワンマンでしか分からないこともアルのだ。

 ボーカルの志磨君は、意識が抜群に高いのと、ステージの上で死ねれば本望という刹那な緊張感と、しかし自分以外の人間に対する優しさを持った、類稀なアーティストだと思い、鱒。

 

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2009年5月28日 (木)

泣ける本とそーでない本

 トウキョウに行くの巻。

 下北沢はUKPの遠藤さん(daimas)のとこに行って、ブログで薦めてた「日本で一番大切にしたい会社」という本を借りに行こう!、と決めてたら、新大阪駅の本屋に売ってて衝動買い。品川までの二時間半で一気読み。。。名古屋手前と富士山あたりで、②泣しました。いや、この本あきません。「世のため人のために働くのでアル」「会社の第一の目的は“儲ける”より“継続すること”」などのことが具体的な企業を例にあげて書かれてるのですが、ホンマに感動しました。共感度120%。  横の席が誰も居なくて良かった。うるうるしてる時に車掌さん切符切りに来たらどーしようか思いました。みんなも読むがいいさ・・・って、VINTAGE若さんに聞いたら、もう世間ではかなりはやってる本らしい。あ、そうなんや、また流行に遅れてるんね、僕。

 遠藤さんに会ってその話ししたら、遠藤さんも泣いたらしい。良かった、泣きますよね!これ。丁度現れた、POLYのボス東川さんは泣かなかったらしい、氷の血が流れてる模様です。

 このイイ話し満載の本、全てを僕ら音楽の仕事に当てはめるのも、ちと無理ありますが、参考にすることは多々ありました。

 借りようと思っていた本を買っちゃったので、遠藤さんには別に「偽善エコロジー」という本を頂く。これタイトル通り「巷で言われているエコロジーには意味が無い!」という、「?本」。Myお箸、レジブクロ、ペットボトル、温暖化他、ありとあらゆる「エコ」に実は意味が無いと論理的に説明してるんです。こんなの読むと「果たしてどっちを信じればいいの?」と悩んでしまいますが、あくまで参考にして「自分としてはこう思う」というフォームを作るのがいいんだと思う。   

 この本は、泣けないけどおもしろかった。なんてゆーか、自分の考えを持つときに「物事を反対から見てみる」ことってとても大事。僕の尊敬する人が「車運転していて、雨が降ってきたら“あ、雨降ってきた”とみんな言うけど、雨雲の側からすると“車が雨雲の下に入った”という見方も出来る」とか、民生さんが「犬も歩けば棒にあたる」という言葉は果たして、「頭を打つ」という悪い意味なのか、「行動しないと何も見つけれない」という前向きな意味なのか、どっちにもとれると言ってて、目からうろこ。これらと同じで、エコエコとマスコミが騒いでることを鵜呑みにするよりは、違う考え方も参考にして果たして「真実はなんなの?」ってことを考えることがイイのではないかと。 

 自分は「割り箸は使う」「なるべくレジ袋もらわない」「仕事は電車がある時間に終わらないのでやっぱり車は乗る(けど出来るだけ電車使う)」「ペットボトルはリサイクルしたい」「無駄なゴミは出さない」等、今までもなんとなくしてたことを意識するようにします、しました。

 本って、いいなぁ。20代~30代はほとんど読んでなかったので40代は読書に励もう。

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