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2009年9月25日 (金)

夏の回想~山中湖編~

 夏場、OTODAMAブログに必死だったので、こっちで書きたかったことを書いてみるの巻。

■FISHMANS+UA

 SWEET LOVE SHOWER/山中湖まで、ほぼ"一点買い"で見に行く。次いつ見れるか分かりませんからね。山中湖は、てっきり新幹線で静岡からチョイチョイで着くかと思ったら、全く遠いことに気付いて東京に前ノリ。朝7時に渋谷を出て電車を乗り継ぎ、現地に着いたのがそれでも11時!う~ん、結構遠いっす。1番目のフラカンにギリ間に合う。ちょっとアウェイ感のあるところで見るフラカンは久々ながらも、全く不安のないライブに安心。関西だと、いつも「ホーム」な感じがするので、このシチュエーションで見れて良かった。往路最後でバスを回避、大人の裏技「タクシー」乗った甲斐がありました。

 しかし山中湖は気持ちイイ!ステージのバックに富士山がモロに見えて、都内よりも2~3度気温も低いような。何より空気がカラッとしてる。全国でも屈指のシチュエーションではないかと思い、会う人会う人に「いや~、最高の場所ですね!」って言いまくってたら、どうも反応が良くない。おかしいなぁと思って親しいスペシャの人に聞くと、こんなに晴れたのはじめてに近いとのこと。今まで富士山もほぼ見えない、そして山沿いなので雨にたたられてたそうで・・・。すません、ちょっとはしゃぎ過ぎました。誰かがステージで「これがホントのフジロックだぁ」と言ってましたがアル意味納得。いや、でも、ホント気持ち良かったのと湖畔のゆるさが抜群でした。東京から4時間かけて来た甲斐がありました。このシチュエーションなら関西からも行く価値アリだと大いに思います。そして、ココでやろうと決断したスペシャの人は尊敬に値しますです。この立地だと、まず僕らの感覚でいくとリスクが先に頭をよぎってヒヨります。そこを現地の快適さと、内容でカバーしてるのが素晴らしいと思います。まわりにホテルが幾つもあるのに地元の理解があって音量規制も無いんですって。OTODAMAこんなとこで出来たら最高なのにぃ。

 その後はユニコーン見て(この日は短くて時間的にちょっとモノ足りなかった)、オトダマの打合せしたり、場内散策したり、湖畔で昼寝したり、タバコのサンプル何回も貰いに行ったり、充実した時間を過ごしまして、とうとうイベントも最後にさしせまるとこでFISHMANS+UA。

 サウンドチェックの時点で、キンちゃんユズル君ZAKさんの「ドラム、ベース、PA」3点が既にヤバい。チェックで死ぬほど気持ちいいバンドなんて他でまず無いと思います。演奏始まったら気持ちよくて果ててしまうかも。バンドはギター小暮さん、KEYがナント初代メンバーハカセのシンプルな編成。これがまた良かった。ハカセの鍵盤がまたフィッシュマンズで聴けるとは・・・20代の青春蘇りーの。今回は、その名の通りFISHMANSとUAちゃんが、フラットな関係でUAちゃんの曲もやって、またまたそれがとても良かった。小暮さんのロックなギターで歌うUAちゃんも新鮮に聴こえたりして。詳しいレポートはオフィシャルからコチラ→http://www.sweetloveshower.com/report2009/2009/08/fishmansua.html

 気持ち良すぎて、体が全部持っていかれる感覚はやっぱフィッシュマンズをおいて他に無いです。また大阪でも出来る日を夢見て。

 丁度僕の前で初老のご夫婦がご覧になられていて、多分佐藤君のご両親かと思い。埋め尽くされた客席と演奏が終わっても鳴り止まない拍手とアンコールを目の当たりにされて、内心お察しする(せんでもええんですが)とこっちが泣けてきました。もうすぐ10年にもなるのに残したモノが大きいのは当たり前でも、かつ益々大きくなってきてるのが日本の音楽シーンでは非常に稀だと思います。もっと大きくなりますように、その為にキンちゃんとユズル君とハカセは、またステージで再会して欲しいと願ってやみませぬ。

 帰りはズウズウしくもFISHMANS号に便乗させて貰って東京まで。むむ、2時間で着いた。なんや~、行きの苦労は。レンタカーでも借りるのが賢かったのですね。自分にもう少し興味持つようにします。

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2009年9月23日 (水)

スパルタローカルズ

 スパルタローカルズ、ラストライブ、渋谷AX。

 ライブで聴きたい曲はおおよそ全部披露してくれた、3時間を越える演奏はとても丁寧に且つ時に狂った、彼ららしいライブだった。そしてそんな相反することを、実にカラッと精神的にもやりのけたライブだったと思います。見てる僕も、その気になれば過去関西での色んなライブ、イベントを回想してせつなくもなれるものの、当の本人達がととてもサバサバしてた(ように見える)ので、そんな気にもならず。これが最後であることを感じさせない、次新たなアプローチで第二期に入るようなバンドの節目のライブのようで、それがまたスパルタらしくて良かった。「覚悟」や「納得」、「潔さ」といった形容しか出来ない、男の中の男気溢れるライブ。何もマチガッテ無かったです。

 こんな時、唯二つ思うことがある。ひとつは自分的に「力に慣れなくて申し訳ない」という気持ち。解散する理由はバンドごとに当然違うのだけど、何割かはセールス的要因も必ずあると思う。数字の部分で成功を収めたバンドが解散するなら「あぁそうですか、人間いろいろありますよねぇ、バンドは続くほうが稀ですからねぇ」と、こっちも比較的ドライに納得するものの、そうでないバンドの場合は自分にも幾ばくかの責任を感じるのです。あの時「こうやっておけば」とか「こんなイベント組めていれば」とか、思い出すとキリがない。

 もうひとつは願望で「解散しても音楽をやっていて欲しい」ということ。そうすればまた会えるし、「終わりは始まり」何も悲しいことは無い。打上げも(1件目は)カラッっとしていたので、あまりそんな辛気臭い話しには全くならなかったけれど、最後にギターの伊東君はまたバンドやるゲなことを言っていて、とても嬉しかった。4人とも、他では聴けない演奏がマチガイなく出来るので、個々にやっていって欲しい切に願います。

 バックホーン、フジファブリック、アナログフィッシュ、detroit7、サンボマスター・・・ほぼ同期のバンドもみんな頑張ってる。違う形で、4人にまたステージで会えますよう。10年弱、楽しい時間を過ごさせて貰えました、ありがとう、スパルタローカルズ。

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2009年9月22日 (火)

京都音博

 京都音博に行く。一言で言うと「素晴らしかった」につきる1日でした。

 出演者をくるりの二人が例年通り丁寧に紹介する進行はいつも通り、イベント全体を通して何かとシンプルでとても分かり易い。

 ふりがみとふなとさんや、BO GUMBO3など今年も「京都」への拘りが見えて、バックに京都タワーが見える梅小路公園という京都駅から徒歩で行けるシチュエーションもならではで、2年前も思ったけれど「くるり」にしかあり得ないイベントに既に意味があると思います。

 BO GUMBO3&ラキタ君(どんとさんの息子さん)は、ちょっとジーンときた。お父さんのギター(イイ音するのですよ、これが)を抱えて出てきたラキタ君、若干緊張気味。血は争えない部分は既に大いに感じますが、「夢の中」は上手いとかを通り越して伝わってくる演奏でした。LIVEは伝わるか、伝わらないかが全てだとすれば、期待通りそして期待以上。アコースティックだったけどBO GUMBO3の皆さんの演奏も、こないだのOTODAMAとまた違った感慨がありました。やっぱり京都でラキタ君と一緒というのは、これ以上はちょっと考えられないステージ。京都のお客さんの「ナイスキャッチ(B&Vo永井さんのキャッチーな口癖)」具合も心温まる・・・いいお客さんです。BO GUMBOSが、どんとさんが確かに受け継がれていくのを肌で感じました。どんとさんの追悼ライブで清志朗さんが歌った曲がメニューに入っていたのも、直に聴いた人間としては何とも言えない気分になって。なんかもう、個人的にはたまらないものを見てしまった感じ。でも実際ライブは、終始明るく繰り広げられて、どんとイズムというか、BO GUMBOSのまんまだったんですけどね。これからも絶やしてはいけない音楽、バンドのひとつであることを再確認させて貰えました。

 民生さんの弾き語りもこのイベントでずっと見てみたいと思って、楽しみにしてました。矢野さんの名曲「ラーメン食べたい」や、これも個人的には特別な組合わせとしてずっと見たかった岸田君とのジョイントも実現して、いや何とも豪華な、ここでしか見れない聴けないモノがあって・・・音博最高。ラスト、久々に聴けた「CUSTOM」は京都の空に異例の迫力とともに吸い込まれました。

 圧巻は、この日異例のキャスティング、石川さゆりさん!まず当たり前ですが、歌が超絶に上手い!喜怒哀楽の表情がグッとくる。歌詞に感情がこもって、歌い上げた後の笑顔が最高にステキ。ビジョンはこの為に入れるのですね、とても勉強になりました。MCも、終わった曲への余韻から次の曲へのいざない方がもうパーフェクト。そもそもMCする理由としては、①演奏する側のインターバル(チューニング、水飲みなど)②お客さんへのインターバル、リラックス(良い空気作り)③次の曲へ聞く側を「前のめり」にさせる為の煽り(サンボマスターなどが良き例)、などなどが完璧にクリアされてるのです。これは、演歌もロックもPOPSも関係なく、ステージに上がる人全てにあてはまります。含め、エンターテイメントとしては完璧!40分(くらいだったような)、初見でもほぼ全ての人が引き込まれるステージング。いや~、これはヤられました。「可愛さ」と「美しさ」が同居してるとーーーってもステキな女性でした。今日から僕も「サユリスト」です。これ、見た人全て共感して頂けると思います。

 しかし、何よりスゴイのはこんなイベント、キャスティングをやってしまう、くるりのお二人かと。国籍も地域もジャンルも超越しながら、京都でやる意義を生み出している。人ん家のイベント見て、ここまで感動することってそうそう無いのですが、とても共感出来る楽しい1日でした。関西人として、ずっと続くといいなぁと思います。

 しかし、うちの男湯はくるりのお二人と大学の同級生なのに、なんでこうも差が出てしまったのだろ・・・ちなみに新日本プロレスのエース棚橋選手も同級、レイザーラモンさんはプロレス同好会(大学は同志社?)で一緒、、、ホント立命館ってオモロイ学校やと思いますし、京都って関西の中でもオモシロい風土がありますね、独特ですね。

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