よく分からんのです
書くかどーしようか迷ったのですが・・・清志郎さんのこと。
僕みたいなのが、近い距離ではもちろん無いのでこんなとこで触れるのもはばかれるのですが。しかしなんか「素通り」は出来ないので。
好きか嫌いか?・・・・もちろん好きです。ライブでシビれたことも、昇天したことも、泣けたことも、震えたことも。畏敬尊敬、いろんな言葉も当てはまります・・・どれもチープな表現になってしまいそうで。チープながら個人的には40近くなっても、演奏はじまった瞬間、客席の後ろからステージ前まで夢中で走ってしまったのはフジロックの清志郎さんのライブだけなのを思い出した。童心に返してくれる存在って、早々いない。
シャングリラのシングルマンと話してて、日本のロックが生まれてはじめて経験する出来事と言うか、味わったことのない「喪失感」。今までも、早くして逝ってしまった先人は何人も居らっしゃいますが、功績から存在から全てが圧倒的だった方が、日本のロックの第一人者として誰もが否定しない唯一無二の存在というか。この現実に、ナニをどうすれば良いのか、全く分からんのです。
仕事はじめた頃に、現場のぺいぺいで挨拶させて頂いたこともありますが・・・非常に温厚で優しい佇まいでした。ステージに上がられた瞬間に豹変する、ロックスターを始めて体感したのも清志郎さんかもしれません。
ご冥福を祈るのは当たり前すぎることですが、それ以上、いったいナニをどうすればイイのかやっぱり分からんです。先月陽水さんのライブで「帰れない二人」を聴けたり、Springhfields東京公演のアンコールは細野さん中心に「幸せハッピー」だったり、今もラジオをつけると清志郎さんの曲が聴こえてきます。ライブやメディアや音源や、いろんな形でいろんな人がそれぞれ伝えようすると思います。清志郎さんの音楽に触れながら支えられながら、これからも誰しもが生きていくのはマチガイ無い中で、どんなご恩返しをすればいいのか、良く分からんのです。
良く分からんので、分かることも何もないかもしれませんが、考えてはいきたいです。
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