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2009年4月29日 (水)

Springfields

 結局、前夜は明け方まで寝れなかった。夜が明けてきて晴れを確信して少し寝る。

 会場の服部緑地の野音は独特の雰囲気で、なんていうのか・・・一言で表すなら「ユルい」。音量規制がキツイので、普段からあまり激しいバンドができないのもあるが、郊外ベッドタウンにある関西でも有数のおっきな服部緑地公園の一角に位置してたり、駅から下って会場に行く雰囲気といい、木々に覆われた会場だったり、ちょっと時間の経ち方が違う。ちょっとB級、おまぬけな雰囲気。そこが堪らなくハマる時がある。今日は、それが信じられないくらいハマった、「野外マジック」の1日になった。究極に「ユルい」イベント。これは「会場」と「お客さん」と「出演者」が織り成す“妙”が、抜群にハマらないと起こらない、その抜群な状態が今日は起きたのでした。

 僕が思う「ユルさ」とは、まずアーティストとお客さんの「信頼関係」の上に成り立つモノ。具体的には「ステージと客席の距離が無い状態の一体感」。下手すると楽屋も含めて垣根がない感じ(それは「春一番」?)。

 くるりの岸田君が以前新聞のインタビューで「お客さんが音楽を共感したり、理解する段階で僕らミュージシャンと人間的には何も変わらない才能を持っている。たまたま僕らは作品を作れたり、演奏したり出来るだけで、人間的感覚は実は変わらない」(細部の表現は曖昧ですが)みたいなことを言っていて感心、納得、共感したのですが、「ユルさ」とは正にこの感覚が客席とステージで共有された上で起こるお互いの「信頼」が生みなす「イイ感じ」の状態だと思うのです。そして野外の場合は会場と天気がプラスして重要な割合をしめるので、その全てが重なりあってはじめて「マジック」が起こる、と。(だから京都音博の「ユルさ」も素晴らしい奇跡)それが、今日緑地の野音で見れたのが最高でした。

 オープニングで登場した細野さんのカリスマ感が緊張のピークで、あとは実にゆったり、各アーティストの極上の演奏を楽しむ。こんな贅沢なイベントって。。。芝生席で昼寝してたお客さん、最高の贅沢です!実に羨ましい。

 打上げのリハーサルを昨日やったので、本番の打上げもバッチリ盛り上がりました。(僕の細野さんを前に緊張したカミカミな乾杯を除いて)

 お越し頂けた最高のお客さん、ありがとうございました。皆さんのおかげです。すんごく幸せな1日でした。やっぱり野外は辞められない、来年も是非やりたいです~。

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