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2008年5月18日 (日)

SWEET LOVE SHOWER 2008

 昨日、今日大阪城野音で恒例、SWEET LOVE SHOWER。ここ数年、夏のはじまりはこのイベントからになってきた。もう晴天、空気も乾いてて気持ちイイ。

 昨日土曜はオトナモードが正に好演。最近車のCMで新曲“グライダー”が、お茶の間に浸透中。TV見ない、GOING KOBEに出ていた“森山未來”さんを新鋭女性ボーカルと思っていた僕も、このCMは良く見る(っても、今まで3回くらい)。ということは、かなりのOA量のハズ。来るのか?オトナモード!来て欲しい!オトナモード!!6月末の心斎橋クアトロは是非、みんな見に来て欲しいモード!!!かなりたくましくなってるモード。

 今日日曜のトップはmonobright。メガネ君達は、福岡~イギリス~大阪、という超強行ロックスタースケジュールで、大阪に入ってきた。ブライトンフェスってイギリスのイベントに呼ばれて、こんなスケジュールに。1年前もこのイベントでキモさ炸裂!・・・でしたが、1年たってバンドの成長がありありと分かって感慨。キモカッコイー!という唯一無二のキャラクターと曲、そして意外にしっかりしまくってる演奏と不安なドキドキ感が全く無い。と思ってたら、この日のライブがとどめとなって6月のクアトロが売り切れてしまった。何もかも素晴らしい!

 バインとエレカシとモーサムの3組は明らかにまた、格の違いが凄かった。バインは、より余裕というか“のりしろ”を軸にバンドを楽しんでる感じがしたし、久々に見れたエレカシの宮本さんはPOPを手に入れたカリスマだった。自分、昔エレカシの現場やってたことがあって、その頃と比べてしまうとバンドはやっぱり面白いと思った。こんなに不器用な人達が、10年でほんの少しだけ器用になって世間に受け入れられている。その少しの幅(数ミリ?)が変わるだけでこんなマジックが起こり得ることが面白くて、幸せだった。モーサムはひたすらカッコ良かった。マネージャーの小林君は相変わらずのIQの高さで、ヤられてしまった。久々に会って開口一番「清水さんは、まだ“タバコを吸う”なんて前時代的な行為はされているんですか?」と言われ・・・要は、「携帯灰皿をバンドのグッズで作ったので(タダで)要りませんか?」という、言葉をそんな猪木の謎賭けのようなセリフで責めてくるのです。なるほど・・・“前時代”かぁ・・・禁煙しよう!

 イベントの最後はキャプテンストライダム。monobright同様彼らも去年、このイベントに出る。キャリア的には、このメンツでトリはちょっとコクな気もしたが、確かに最後みんなが笑って帰れるバンドはキャプストが一番安心出来る気もする。途中までは、そうだったけれど最後ボーカル永友君は自分の全てをさらけ出してバラードを歌った。イベントのシメというよりはワンマンのシメという感じの終わり方だった。良いか悪いかは別にして、そんなものはその場に居た人がそれぞれ思えばイイことで、僕は何かを変えようとしているキャプストが良かった。人が良すぎて、いつもそれに応えようとする姿勢もイイけど、もっと自分中心でやってイイと思っていたので、今日みたいなライブは良かったと思う。はじめて見た人に「キャプストってイイバンドやなぁ」だけで終わっていたらダメなのでR。今日は、それ以上の何かが残った気がして、1年でキャプストも変わっていってる。バンドはやはり面白い。

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