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2008年5月 3日 (土)

GOING KOBEに行く

 神戸にGOING KOBEを見に行く。こりはスタークラブの松原君という愛すべき“アホ”な子が2005年にはじめた日本最大の無料ロックフェス。http://www.starclub.jp/goingkobe08/

 “被災地から全国に向かって恩返し”、“神戸から元気を発信”、“見せてやる被災地の魂”、過去のキャッチ~を見てるだけで被災地の端くれにいた僕も泣ける。そしてこのイベントはチャリティなのでお金の為ではなく全くの慈善事業なのです。慈善事業なのに、これだけ命削ってやってるのが信じられないのです。毎年のHPを見てるだけで胸が熱くなってくる。

 数年前のこと、手垢にまみれた僕はスタクラの事務所で松原君にこんな質問をしてしまった。「松原くーん、これ協賛集めってさぁ、代理店さんどこにお願いしてるの~?」「???・・・いえ、代理店さんにはお願いせずに自分で全部まわってますが・・・なにか???」

 普通、協賛探しなんてことは、イベントの企画・制作が多忙過ぎて代理店さんにお願いしたりするのが僕らの既成概念。そんなことを踏まえ、キャスティング、会場との折衝、予算組み、宣伝、運営、etcetc・・・・普段のライブハウス業務をやりながら全て松原君筆頭に精鋭少数スタッフだけでやっていたのですね。これは目からウロコでした。なんだ、そりゃ~・・・そんな人、そんな集団全国探しても神戸にしかいない。志しはあっても、この規模でやれる人は松原君しかいない。言い方悪いですが、一介のライブハウスの店長がやるには、限界を超えまくってる、なんて言い方はまだモノ足りない、信じられない、奇跡的なイベントなのです。それ以来、松原君は「ぶっとんだ愛すべき“アホ”」から「信じられないことをやってのける尊敬すべき“アホ”」に変わったのでした。

 朝起きて、電車で神戸に向かう。お昼前に着いた。もぅ既にすんごい人人人。無料とはいえこれは凄い。とりあえず、フラカンのメンバーを探すが歩きまわってるうちにフラカンのライブの時間になった。ワールド記念ホールだ。関西初アリーナだ。新曲“この胸の中だけ”は中年にはこたえる、“深夜高速”で会場をグッと掴む、“盆踊り”アリーナをトランスに陥れる。5曲でちょい短かったけれど、無料イベントだかんね、これくらいで良かったかもしれない。その後、物販ブースに行き手伝ってたら行列が出来て途切れない。。。。無料イベントだからか、物販が良く売れる。やらしいお話し、バンドもノーギャラなのでこのお金が経費にあてられて何とかやって来れる。お客さんも趣旨を理解して貰ってるのか、嬉しい光景だった。しかし、あまりに物販が終わんないので、他のライブが殆ど見れなかった。ある意味ボランティアスタッフで終わってしまった。。。

 途中、ちょっと顔を見た松原君はマチガイ無く“日本で一番寝てない顔”をしながら携帯で電話して誰かに謝りまくっていた。電話終わってから、アホなこと言って労いつつ、あんまり構うと気ぃ使いなので無駄な時間を費やしてしまうから、早々に消える。でもイイ顔してた。男として羨ましいというか、嫉妬というか、負けたというか。。。いや違う、ますます尊敬した。

 結局最後のガガガSPを楽しみにしていたのに、フラカン物販の検品終わってワールドのメインステージに着いたら丁度ライブが終わっていた。盛大で最高な打上げもあったらしいけど、どの面下げて行く資格が僕には無かったので電車に乗込む。晴れて良かった、成功して良かった。神様は松原君はじめ、たくさんの関わった人に味方してくれたみたい。お疲れさんでした。来年も是非!関西人の誇りですこのイベント。

 

 

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