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2008年4月 4日 (金)

日本ロックど真ん中

 先月、サンボマスター山口君が6人の日本ロック大御所の皆さんとの対談をまとめた本、「叱り叱られ」を読んだ。もう破格に面白かった。

 対談相手は、ムッシュかまやつ、大瀧詠一、岡林信康、山下達郎、佐野元春、奥田民生。。。奇跡の対バン・・・違ったロック誌上に残る対ダン集なのです。大瀧さんと達郎さん筆頭に、なかなか聞けないであろう発言が多々収められていて、ミュージシャンのしかもサンボの山口君の人徳をもってしてはじめて聞き出せている貴重な発言が6人の中から数多く発せられてます。

 そして、今日はサンボマスター2年ぶりの大阪ワンマンBIG CAT。アンコール含め3時間近く、全28曲の壮絶なライブ。この何十年かのロックに対する畏敬の念がひしひしと感じられる。フォーク、ソウル、ファンク、パンク、ロック・・・全てを背負って、ハタから見ると長すぎると思われるライブかもしれないけれど、3人にとっては背負ってるものが多すぎて、この時間に及んでしまう必然性があって、決して長さを感じないライブだったのが良かった。

 人が生まれてきた親にいつしか感謝することは、バンドが今ある状況を、育ててくれたライブハウスや影響された音楽やお世話になった人達に感謝することに似ていて、そんなことを胸に秘めて活動してる人はとても共感がもてます。そんなハコや音楽や人が無かったら存在してないことを意識してるのとしてないのとでは、人の心を動かせる度合いが圧倒的に違う。サンボマスターはおそらく日本のバンドでそんなことに対してもっとも意識的なバンドなのではないかと思って、僕がサンボを好きな理由はそこにあります。

 会場には若いパンクキッズから40代の人まで非常に幅が広かった。しかし、もっと老若男女の人に知って欲しい、聴いて欲しいバンドなのです。

 CDが売れなくなってるらしい。CDが売れない時代がもう来てるらしい。音楽業界は混沌としているらしい。構造破壊でみんな焦ってるらしい。レコード会社もプロダクションもイベンターもみーんな焦って言い訳に躍起になってるらしい。・・・んなことどーでもいいんじゃない?サンボのライブがあればどーでもいいっす。

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