« 2007年9月9日 - 2007年9月15日 | トップページ | 2007年9月23日 - 2007年9月29日 »

2007年9月22日 (土)

京都音博リハ

   昨日Coccoちゃんの802ラジオレギュラーがあって、大阪~京都に移動。

 くるりさん主催「京都音博」http://www.kyotoonpaku.net/のリハーサルがあるので一緒について行く。(僕は部外者なのであまり多くを語れる身分じゃ無いのですが・・・・とてもステキなイベントだったので関係者の皆さん、ご容赦ください)

 会場の梅小路公園は、京都駅からほんの少し西に位置する都会の中の公園。NYで言うとセントラルパークげな(?)佇まい。ステージバックには見事に京都タワーが見える!これはもちろん計算づくなのでしょうが、これだけで「くるりにしか出来ないイベントである」ことの象徴。そして、会場にはたまに汽笛(?)が鳴り響く。これも、非常に良い演出でくるり好き・電車好きにはたまらない。

 会場に着くと、くるりのメンバー二人といかにも“イキ”な初老の男性が出迎えてくれる。このイキなおっちゃん・・・やはり、というか岸田君のお父さんでした。「このパパにしてこの子アリなのか・・・」と思うと、やたら興味が沸いたのですが、一言も会話出来ませんでした。

 リハーサルが始まる。公園のそばにはびっくりするぐらい近い距離に住宅がある。所謂電気楽器は最小限に、基本アコースティックでの演奏になるとは聞いてましたが、しかし、アコースティックにしても充分な音量で・・・近隣の方の理解がよほどあったのと、主催者の皆さんの啓蒙活動が垣間見えた。そういった意味では音のストレスは本番を通して無かった。

 Cocco先生は早々とリハを終え、生まれて初めての京都に繰り出した。802レギュラー初回で、チェックしていた京都本を片手に買い物に繰り出し、夜は鴨川の「床」でお食事。3連休の初日だったので、それはそれはドエライ人・人・人!「床」なんて空いてる訳も無く、三条の方から飛び込みでお店に入って行くも門前払いの嵐・・・。四条通りまで行ってダメなら諦めようと、十何件目に入った店が何とか空いていた。

 「床」の上は、鴨川沿いなので実に気持ち良い。人が多いことを除けば最高。明日晴れることを願い、本日はこれにて。

 

|

2007年9月20日 (木)

アントニオ猪木酒場

 ・・・・っていうステキな名前(特定の人にとって)の居酒屋が池袋にあると聞いて、ずっと行くのが夢だった。東京日帰り出張の帰りに、念願叶って行くことが出来た!夢叶う・・・。(以下、プロレスファンの人以外は読んでも時間の無駄です)

 猪木酒場は、その名の通り猪木一色の居酒屋。店に入るとゴングが鳴る。席に座ると、メニューが全て猪木にちなんだムリヤリのネーミング。リングサイド席というカウンター席は激戦らしく、新参の僕は座れなかった。壁の至る所に猪木の数々の名場面の写真が飾られている。南国のビーチでビキニのお姉ちゃんと一緒に写ってる猪木のアゴがニヤけた写真がトホホだった。

 店員さんがあちこちのテーブルで「1、2、3!ダァーーーッ!」と掛け声を発している。聞くと「ナントカ(?)サラダーッ!」というメニューを頼むと、店員さんがサラダをタッパでシャカシャカして、掛け声とともに目の前で皿に盛ってくれる、という仕組みらしい。「123ダァーッ!」の「ダー」と「サラダ」の「ダ」を掛けてるという・・・普通ならサブ過ぎるダジャレも猪木信者にとっては許せてしまえるのである。ここに猪木の懐(ふところ)の深さを感じずには居られない。

 最近TVで紹介されたからか、女性同志のお客さんや、明らかに「君、プロレス知らないよね?」って人も結構居て、店内はみるみるいっぱいになっていた。さながら、センスの悪いスポーツバーにワールドカップ見たさで一般人が集っている感じ。そして店内のあちこちで相変わらずサラダが発注され「1、2、3、ダァーッ!」と合唱されている・・・う~ん、夢心地。

 そしてこれまた店中どこを見渡してもビジョンがあって、往年の試合が次々に流れている。入った時は「スタン・ハンセン戦」→「アンドレ戦」→「バックランド戦」と、狂喜乱舞の夢の対決ばかり!そして極めつけは伝説の蔵前国技館IWGP決勝戦「対ハルク・ホーガン戦」、そう!世界統一をかけた各国の予選から、リーグ戦までを勝ち抜いた猪木とホーガンによる決勝戦。当然最後猪木が勝って大演壇!かと思ったら・・・何かのマチガイで猪木が失神、舌出しで救急車で運ばれた試合。そう・・・僕が布団の中で悔し泣きしたそれだった。

 オトナになった今見ると、猪木の後方からホーガンがアックスボンバーをかまして鉄柱に頭をモロにぶつけてしまった「マチガイ」の原因やら、失神してリングアウト負けのハズが坂口征二筆頭にセコンドが総出で失神した猪木をリングに無理やり上げている不自然さや、猪木失神で手持ち無沙汰になったホーガンがやたら客を煽る健気な姿や、新間寿とミスター高橋の微妙な小競り合いや・・・・子供の純粋な心では見えなかった笑える出来事がたくさんかいま見える。そんなオトナの事情に一切気付かず「立ってくれ!イノキーーー!!!」と叫んでいた当時の僕は子供らしかったんだなぁ。

 ここで最終の新幹線に乗るべく泣く泣く店を出ることに。しかし、こんなレアな試合ばかり見れるなら一晩中居れますよ。そして、なんとそんな「猪木酒場」が大阪にも出来るという噂が。。。どーしよう。毎日通ってしまいそうで恐い。

|

2007年9月17日 (月)

バナナホール

 今日17日をもって梅田の老舗ライブハウス・バナナホールが閉店になりました。無くなることは10日ほど前にメールで知りました。

 最後になる今日は、昼から夜にかけてノーギャラで有志のアーティストの皆さん約20組がライブ、そしてお客さんは無料で名残を惜しむライブになりました。

 約20年前、高校を出て専門学校に行きながら僕は何とかこの仕事をしたくてバナナホールでバイトを始めました。なんと自給¥500!当時でもかなり低めの設定でしたが「タダでライブが見れる」「コネを作れる」この2点が目的だったのでお構いなし。(実際はバイトかけもちせざるをえなくて厳しかったですが・・・)やってみて、ライブを毎日見れた経験はその後とても役にたったと思います。好きも嫌いも無く、たくさんのライブを見て、そこで動員数が解ると「あ、こんなライブをやればウケるんだ」「こんなライブだとお客さん入んないんだ」ってことをなんとなく覚えれました。

 また、知らなかった音楽にもたくさん出会えました。ここで古き良き大阪ネーティブのアーティストの方々を最低一回は見れました。大阪以外では、結成直後のBO GUMBOSや、戸川純さんのヤプーズ、駆け出しのリンドバーグ、永井真理子さん、KATZEetc・・・アンダーグランドからメジャーまで、1年くらいのあいだですが自給¥500で(クドい?)充分お釣りの来る貴重な経験をさせて貰いました。

 働き出し半年ぐらいで、サウンドクリエーターのO西さん(現MUSIC ON TV!)にお声かけ頂いて、そっちでもバイトさせて貰い(現場以外はタダ働き!自給¥500よりキツかったっす)半年後に、偶然社員募集があって就職活動を人生で経験せぬまま、念願のコンサートプロモーターになることが出来ました。これだけ見るとトントン拍子で進んだのです。それでそん時の初任給がナント・・・、もぉええですね。ちなみに自給¥500よりキツかったのは言うまでもありません。

 そんなこんなでバナナホールが無かったら今の僕は無かったのです。 大感謝しています。ホール前の通りで男の痴漢に二回出くわしたのも、バナナホールのおかげです!そんな地域だってことはそれで知りました(笑)「バナナ」の語源はそこに起因するのでしょーか??最後聞いておけば良かった。

 バナナホールは独特の“響き”をします。ホールの作りや、壁の材質や、実際の音響機器、そして何よりも歴史が育んだとも言うべきホール全体の、毎日生演奏を聴いて育った“響き方”があるのです。それがとても僕は好きで、もうこれで聴き納めと思い、忘れないように一生懸命聴きました。出演されたアーティストの方は、殆ど知らない人でしたがどれも想いが伝わる良い演奏でした。ちょっと泣けました。

 しかし「無くなる」と言われても僕としては存在が日常的過ぎて、なんか信じられない気持ちです。今度前を通った時にリアリティが沸いてくるのかなぁ、とも思います。

 スタッフの皆さん、本当に長年お疲れ様でした。お世話になりました。また、形を変えてでもやれると良いですね。せめては、大阪にこんな素敵なライブハウスがあったことを微力ですが伝えて行きたいと思います。

 ありがとう、お疲れ様、バナナホール。 

|

2007年9月16日 (日)

BOYZ OF SUMMERに行くの巻

  淡路島に行った。BEAT CRUSADERSの皆さんがお送りする「BOYZ OF SUMMER」今年で4回目だそです。淡路島開催はとってもステキだと思いました。大阪からでも車なら1時間ちょいで行けて「密航感」と言うか、「非現実空間」に向かうには丁度良い時間と距離なのです。行く途中ドキドキする時間が心地よい。

 着いたら、丁度トップのthe band apartが始まってました。RUSH BALL以来ながら「いつ、どこで、誰と」(「いつどこで誰の挑戦でも受ける!」のは猪木)やっても変わらない抜群の演奏は闘魂継承されてます。こんなにジャンルも、キャリアも、空間も、全て超越出来るバンドは居ないかもですね。トップに相応しい。

 会場はすり鉢状の野音(?)状態。丁度良い感じです。客席の上の方からは海が見えます!これかなりイイッ!!音も、風や見る場所にもよりますが凄く良いです。淡路島にこんな場所が・・・って数年前に一度漠然と会場を見に来た時は立地やら何やら・・・ヒヨってしまって実は僕の頭からはハズれた場所。ここでこんなステキなイベントをやってしまうとは、、、日高先生恐るべしです。意気地の無さに反省です。「マイナスをプラスに変えろよ!」と猪木先生の言葉をやはり思い出します。

 バンアパが終わると客席の隅で「KYO-GEN STAGE」(ちなみにメインはKABUKI STAGE)と名付けられた小さめのステージでRUFUSが始まる。すぐに人がいっぱいで音しか聴こえましぇん。でも、良い良い。音だけでも楽しい。ちょっと雨降ってきた。。。。ちょっとじゃなくなってきた。。。

 続いてYOUR SONG IS GOOD。あ、この会場にすんごく合う!一気に会場がピースフルで幸せになる。雨で萎えかけた会場が息を吹き返す。SAKE ROCKとユアソンは、この空気(どの空気?)を作るには最高兵器かも!SMASH塩ちゃん良いねぇ!音泉もbonobosって、最高兵器持ってますので今度一緒にいかが?

 ステージの転換中にもひとつのステージがライブを行うパターンで次のKYO-GENはmule。またしても音だけながら、漏れてくる演奏とワー、キャー歓声だけ聴いてるのも密室っぽくて悪く無いです。

 ASPARAGUSで雨が絶好調になってしまった。おまけに風も凄いっす。海沿い&丘の上、本領発揮です。ハッキリ言ってチビシィです。雨風に38にして半泣きです。そんな中、シノブさん率いる3人は最高の演奏&MCで会場を盛り上げてます!楽器の上のテント付けずに、もう心身機材ともにビッショビショ。ドラムが叩く都度にしぶきあげてます・・・、アンプもギターもベースも濡れまくり。これはエモい!感動的な演奏。「冷たい」「寒い」「ジーパン濡れて気持ち悪い!」etc・・・なんて甘えたこと言ってられません。てか「言わせない」ライブでした。明日、ファンダンゴでライブなのに、今日しか考えない姿勢が最高です。シノブさんはカエラちゃんのバンドギタリストでもあるのですが・・・演奏も性格も、ホント最高なのです。

 KYO-GENはIDOL PUNCH・・・、音だけ堪能。そういえばこのステージ、、、京都、大阪、徳島、岡山のご当地バンドになってるのは気の性?いや、これも日高先生の策略に違い無い!と勝手に尊敬。その場所でやる意味を持たせるにはこんなこともとっても大事だと思います。れれ?違ってたりして。いや、でも絶対そうだ。

 そしていよいよ来ました!本日の奇跡。半ズボン履いたカリスマ!カジヒデキさん登場。40歳です。僕より年上です。若いです。カリスマアイドルなんで当然雨も止みます!音も存在も全てがPOPです!個人的に「POLYSTAR」というレーベルイメージはフリッパーズとカジ君です。ちなみにうちの“男湯”の青春は、筋肉少女帯とカジ君だったそうです。良かったね、今年そんな2トップに会えて。しかしこの2アーティストを一緒に気に入れるなんて、どんな耳しとんねん!と世間様は思いますが・・・個人的には解らなくも無い。うちのアホのことは置いといて、このカジ君のライブがこのイベントの並びにして全然違和感が無かったのが不思議で、最高!選曲もアッパー気味で良かったのですが、POP感がアスパラガスやビークルさんのそれと(どれと?)ツボが一緒だったのです。すんごく自然で、38歳の僕的にも最高!違和感あったのは若干の内股と、楽器用のテントがヘアスタイル維持の為なのか?って、どーでも良いとこだけ。いんや、参りました。間違いなく個人的本日のMVP。

 アスパラガスは野外マジックで、カジ君はキャスティングマジック!そしてこの後は大阪の誇る○○○○(お好きな罵声をどーぞ)RAZORS EDGE!・・・カジ君~RAZORS EDGEって・・・、日高先生恐るべしです。こんな変態な流れのイベント日本全国探したってあり得ないス。

 要は「誰が(ナニが)真ん中に立つか」で、こんなあり得ないマジックが起こせたりするのがイベントの醍醐味のよな気がします。恐縮な例えですけど、うちの男湯が真ん中に立てば「筋少」と「カジ君」が並ぶイベントになるかもしれない。そんな一見「?」なことも、真ん中に立つ人がどんな「説得力」を持たせるかで、お客さんの姿勢や出演者の皆さんの姿勢が前のめりになるかが決まると思うのです。今日は終始、お客さんとステージが双方前のめりでした。最高でした。

 前のめり過ぎてRAZORS EDGEの時にシノブさんが警備員の人につまみ出されてました。最高のアホです。

 トリのビークルさんのライブももちろん良かったんですけど、それも含めて音楽シーンの一旦を日高さん始めビークルの皆さんが自ら「背負ってる」感じがしました。普通のアーティストやバンドの方は、自分のことだけで当たり前に必死です。それはホントにごく当たり前のことで、全然悪いことでは無いのですが。なんでしょ?起きてる時間は自分の為に使って、寝る時間を割いて人の為に使ってる感じ?結果一睡もしてないのを誰にも知られずに「おま○コール」して、ごまかしてる感じ?なんか、あざとい音楽業界で「一人勝ちしない」姿勢に一番感動したのでした。みーんな出てきたアンコールもとても良かったですよ。夏の終わりに底抜けにハッピーでした。そんなの含めてBEAT CRUSADERSの器の大きさがキャパ以上にとてつもなくデカイことを感じた1日でした。アホに見せかけて・・・・尊敬します。僕らも頑張らにゃ!と思わされました。ここ数年見たイベントでは影響力断トツ。

イベントの一番の価値は動員数では無い。絶対に無い!

|

« 2007年9月9日 - 2007年9月15日 | トップページ | 2007年9月23日 - 2007年9月29日 »