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2007年9月20日 (木)

アントニオ猪木酒場

 ・・・・っていうステキな名前(特定の人にとって)の居酒屋が池袋にあると聞いて、ずっと行くのが夢だった。東京日帰り出張の帰りに、念願叶って行くことが出来た!夢叶う・・・。(以下、プロレスファンの人以外は読んでも時間の無駄です)

 猪木酒場は、その名の通り猪木一色の居酒屋。店に入るとゴングが鳴る。席に座ると、メニューが全て猪木にちなんだムリヤリのネーミング。リングサイド席というカウンター席は激戦らしく、新参の僕は座れなかった。壁の至る所に猪木の数々の名場面の写真が飾られている。南国のビーチでビキニのお姉ちゃんと一緒に写ってる猪木のアゴがニヤけた写真がトホホだった。

 店員さんがあちこちのテーブルで「1、2、3!ダァーーーッ!」と掛け声を発している。聞くと「ナントカ(?)サラダーッ!」というメニューを頼むと、店員さんがサラダをタッパでシャカシャカして、掛け声とともに目の前で皿に盛ってくれる、という仕組みらしい。「123ダァーッ!」の「ダー」と「サラダ」の「ダ」を掛けてるという・・・普通ならサブ過ぎるダジャレも猪木信者にとっては許せてしまえるのである。ここに猪木の懐(ふところ)の深さを感じずには居られない。

 最近TVで紹介されたからか、女性同志のお客さんや、明らかに「君、プロレス知らないよね?」って人も結構居て、店内はみるみるいっぱいになっていた。さながら、センスの悪いスポーツバーにワールドカップ見たさで一般人が集っている感じ。そして店内のあちこちで相変わらずサラダが発注され「1、2、3、ダァーッ!」と合唱されている・・・う~ん、夢心地。

 そしてこれまた店中どこを見渡してもビジョンがあって、往年の試合が次々に流れている。入った時は「スタン・ハンセン戦」→「アンドレ戦」→「バックランド戦」と、狂喜乱舞の夢の対決ばかり!そして極めつけは伝説の蔵前国技館IWGP決勝戦「対ハルク・ホーガン戦」、そう!世界統一をかけた各国の予選から、リーグ戦までを勝ち抜いた猪木とホーガンによる決勝戦。当然最後猪木が勝って大演壇!かと思ったら・・・何かのマチガイで猪木が失神、舌出しで救急車で運ばれた試合。そう・・・僕が布団の中で悔し泣きしたそれだった。

 オトナになった今見ると、猪木の後方からホーガンがアックスボンバーをかまして鉄柱に頭をモロにぶつけてしまった「マチガイ」の原因やら、失神してリングアウト負けのハズが坂口征二筆頭にセコンドが総出で失神した猪木をリングに無理やり上げている不自然さや、猪木失神で手持ち無沙汰になったホーガンがやたら客を煽る健気な姿や、新間寿とミスター高橋の微妙な小競り合いや・・・・子供の純粋な心では見えなかった笑える出来事がたくさんかいま見える。そんなオトナの事情に一切気付かず「立ってくれ!イノキーーー!!!」と叫んでいた当時の僕は子供らしかったんだなぁ。

 ここで最終の新幹線に乗るべく泣く泣く店を出ることに。しかし、こんなレアな試合ばかり見れるなら一晩中居れますよ。そして、なんとそんな「猪木酒場」が大阪にも出来るという噂が。。。どーしよう。毎日通ってしまいそうで恐い。

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