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2007年3月10日 (土)

宣伝の難しさ

  昼間ミドリの取材をする。タイプ的に「どんな取材もOK」という類のアーティストでは無いのでかなり絞り込んで2誌お願いさせて頂く。アーティストが届けたい「人」がいるとするならば、メディアの先にいる「人」と、それぞれリンクしないといけない。それと、取材して頂く方がアーティストのことを理解して貰わないといけない。この2点が、取材の大前提。キモなのです。

 それを踏まえてセッティングした、ものの・・・・ミドリのように頭で考えず、感覚的に発信するアーティストに敢えて頭で考えさせる質問は立ち会っててちょっと辛くなる。取材して頂く方は、それが仕事なのでしょーがないし当たり前。そこでミゾが生まれるとしたら、こっちのシュミレーション不足に他ならない。その居心地悪い感じが今日はちょっとしてしまった。反省。

 僕のお付き合いさせて頂いてる女性のアーティストは、そんな感覚的な人が多い気がする。CoccoちゃんやUAさんやYUKIちゃんなんか、感覚的なところが(特にライブでは)多分にあるので、見ていて最高に何とも言えない気持ちになる。言葉で説明出来ない感動を覚える。ミドリのまりこちゃんにも同じことを感じた。リスナーとしては、最高にドキドキする。でも仕事としての接し方はより難易度が高い。やりがいとしても最高なんだけど、今まで培ったものがあるとしたら全部使わないとこっちも負けてしまう。消耗もする。僕らは消耗してもいいけど、アーティストは消耗させてはいけない。今日は、それを再認識させて貰いました。まだまだですわ~(萎え萎え)

 取材のあと、ベイサイドジェニーやマザーホールのブッキングをやっていたノブちゃんの結婚パーティーに行く。「相手の子は誰?」「お客さんだったらしいですよ」・・・ナニ?お客さんイっちゃったの?そんなんスマッシュのDJおじさんと君ぐらいやん!アカンやん、そんな80年代のバンドみたいなことしたら!ルール違反やん!!・・・なんて思いながら、まぁ責任とって結婚したからいっか。ノブちゃんおめでとさんです。

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