バインは何色?
フジファブリックさんが主催するクラブアカネイロにGRAPEVINEちゃんが出るのでお邪魔する。2月は主催ライブが少なくて、昼間打合せしたり宣伝活動したりして夜ライブに“お邪魔”することが多い。このペースでいくと間違いなく潰れる・・・大丈夫か音泉?「そんなことは年度末に考えよう」と、思ったら3月なのでもう考えなきゃいけない。あぁ、あたまがイタくなってきた。
頭痛を抱えて満員のなんばHatchへ。いいなぁ・・・満員。この世の言葉で「満員」とか「売り切れ」とかって単語かなり好き。
フジとPERIDOTSとバインの3組。バインは一発目だった。年功逆列。こんな出演順もステキかも。今度出るバインのニューアルバムは過去最高に思ってたら、ライブもかなり良かった。デビュー10年、色々あったけど今一番良い状態なのかもしれない。繊細さとやんちゃなとこと、エッジとマルさと、10年で色んな相反するものを手に入れていた。新曲が多い中「なつかシングルです」と、ベタなシャレ(この辺は大阪のアマチュア時代となんも変わらんね!)で始まった「君を待つあいだ」は、10年の年季を感じさせる演奏で軽く涙モノ。彼らは耳年齢が+10才はいってるので老けて見られがちだけどまだ30前半。だけど良い年のとり方してると思います。正しきおっさんバンドに向かって応援したいと思います。
次はPERIDOTS。12月以来ライブを見た。実は、PERIDOTSは1年半ほどご一緒してたのですがちょっと距離を置くことになった。別に変なしがらみ的なことは無くて(あったらこんなとこで書けないっす)、なんかそんなタイミングになってしまった。タイミングの合う、合わないってあるのです。大好きなアーティストの一人なので心中凄く残念だけど、これからもリスナーなのかなんなのか解らないけど、応援したい気持ちは変わり無いのでした。そんな想いでライブを見てたら、(またそのライブが良かったので)胸が詰まった。なんだろこの感覚?例えるなら、「もの凄く好きな女の子と付き合って」、「好きなのになんらかの理由で別れてしまって」、「偶然街中で見かけたら更に良い女になってて」、「ア”---ッ・・・」(正確な日本語が見つからない風)みたいな。アーティストと僕らの関係ってそんな意味では異性との関係に似ている。色々、お付き合いする僕らは実は浮気症なのか・・・。惚れっぽいのは確かかもしれない。
最後、久々に見たファブリークさんは、ドラムがキドファブリックになっていた。城戸君のドラム結構好き。全体の演奏は「引き出し」がメチャクチャ多いのにまとまってるのが凄いバンド。やってることも他にこんなバンド居ないんじゃないだろか?キーボードとギターの兼ね合いがかなりキてる。
そういえばファブリークさんも、うちの男湯ちゃんがインディーズの頃はお手伝いさせて頂いてた。それもタイミングが悪くて、ちょっとやれなくなった。別に変な意味は無くてその逆もあるしね。別にバンドとわだかまりは無いので変な詮索は無用です。
だから、笑い話し程度に超個人的なこと言わせて貰うと今日は僕から見ると「失恋イベント」。。。好きなバンドばかりで良い組み合わせだった。楽しかった。コレ自分でやりたかったかも。失礼ながら、打上げにもお邪魔したら帰る時に主催の夢番地さん人の座るとこが無くなってたことに気付く・・・ホンマにお邪魔しました。
| 固定リンク